「お口」がテレビを見ている時、ゲームに夢中になっている時、寝ている時など無意識の時に「お口」が開いているのは、問題がありますね。前歯は“舌によって押し出される力”と“上唇の筋肉によって抑えられる力”のバランス関係の上に正常な位置を保っています。
しかし、口呼吸の場合、常に口を開けている状態が続くことでこのバランス関係が崩れ、“舌によって押し出す“力”が強くなるため、次第に下の歯や「あご」まで前方に押し出したり、上下の前歯がうまくかみ合わない状態を作り出したり、上「あご」の幅が狭くなるなど、歯ならびや骨格などにいろいろな影響があります。
口呼吸は単なる習慣的なものと、鼻咽頭疾患のために口呼吸を行う場合とがあります。
鼻咽頭疾患の場合は耳鼻科的治療を行う必要があります。
また、舌自身に問題のある場合や口呼吸と舌くせなどの関係もあり一度矯正専門医にご相談されることをお勧めいたします。
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- 舌の影響です。
- 話をする時、水や食べ物をのみ込む時に上下の歯の間に舌をはさみこむようにする為に、前の歯の上下間が写真の様に開いてしまっています。(開咬=かいこう)
- 舌の力で下の歯がくちびる側に、押し出され受け口の様になったり
上の「あご」はやや狭くなったりします。
- サ行、タ行など発音が苦手です。
- 前歯で咬み切って食べるものは苦手ですね。
- 歯肉の著しい炎症がありますね.歯磨きをすると出血しやすく
歯磨きも嫌いになりますね.
- 特に朝など口臭がひどくご両親様もすぐ気づくと思います。
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かいこうの患者さんは前歯で咬みにくいため、前の歯でかみちぎって食べる様な麺類などは、苦手なようです。また、患者さんによっては、食べる時によく食べられる場所を探しながら食べる為、口の周りの筋肉を動かし見た感じとしてはあまりきれいな食べ方に見えなません。
また、硬いものが苦手だったり、いつまでもくしゃくしゃかんでいたり、反対にあまり咬まずに飲み込んでしまったり、よく食事をこぼす方もおります。特に近年は多いように感じられます。
この様な状態を放置いたしますと多くの症例では「上のあご」自体が狭くなったりする為、「かいこう」と「でこぼこ」合併され骨格的な問題へと誘発され、難しい治療になる可能性が大きくなります。
また、舌の癖により、下の前歯が前方におしだされ、結果的にいわゆる受け口の状態になりやすく、放置しますと、やはり難しい治療になる傾向が多いようです。出来るだけ早期治療により改善したいですね。
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舌の影響です。話をする時、水や食べ物をのみ込む時に、上下の歯の間に舌をはさみこむようにする為に、前の歯の上下間が写真の様に開いています。また、くせのある舌の動きによって下の歯がくちびる側に押し出され、一方上の「あご」はやや狭くなったりします。
早期治療の目的として「舌のくせ」を取り除き本人の持つ正常な発育を引き出すことに致しました。サ行、タ行など発音が苦手です。前歯で咬み切って食べるものも苦手でした。前歯の方に「でこぼこ」が出来始まりました。一方、下の歯が「舌のくせ」により前に「押し出され」ています。 |
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早期治療の結果、「舌のくせ」が改善され、前の歯の「咬み合わせ」も正常になり良好です。今後しばらく(第二段階まで)この状況を観察しながら次に生える永久歯の為の準備を行ってまいります。 |
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第二段階の治療を行いました。
早期治療により、正常な発育を阻害している要素を取り除き患者さんの持つ正常な発育を引き出した症例です。どの歯も抜かずにきれいな「歯ならび」を作りだした症例です。 |
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