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本格的な治療ってな〜に?成人の治療と子供の治療とはどこが違うの

本格的治療とは
大人の骨格として、ある程度あごの成長が予測できる段階や既に大人としての骨格として完成された時点で、機能的な「咬み合わせ」とバランスの取れた顔貌の為に、およそ12〜13歳より成人までの方に矯正装置を使って治療する方法です。

成人と子供の矯正治療とどこが違うの
特に成人の治療とは、その個人の持つ成長発育が止まってからの治療をいい18才ぐらいからの矯正治療を言います。一番の違いは、成人の場合成長が止まってないか?無いに等しいという点です。一般的には「咬み合わせ」は歯だけの問題と考えられますが実際は多くの患者さんを検査してみますと、不正咬合になっている原因として上下の骨格の問題があるからです。

この様な場合子供達の早期治療により、成長を利用し「あご」の前後的なバランスをとりながら、骨格と歯の両面より治療が出来るのに対して、成人は成長を利用した骨格的な問題を解決出来ませんので、歯の移動のみにしか頼ることが出来ませんので、一部の症例では永久歯の抜歯(下記成人抜歯症例参照)が必要になることが多くなります。

成人抜歯症例1
治療前
検査の結果、口元がすでに出ている為に、歯のならんでいる土台を拡大すると、さらに出っ歯のような口元になるなど正しい「咬み合わせ」と顔貌の調和を治療目的とし一部の永久歯の抜歯を行い、そのすき間を利用して改善いたしました。
かなり著しい「でこぼこ」の症例です。

来院時の口の中の状態
上の口の中 

来院時の口の中の状態
下の口の中

治療後
八重歯、「ハの字」になっていた歯、内側に引っ込んでいた歯もきれいに改善されました。きれいな「歯ならび」健康そうな歯肉、今後の歯の寿命にも、虫歯の予防にも、歯周病の予防にも 口臭の予防にも大いに貢献することでしょう。抜歯されたすき間も、ありません。
上下左右各1本抜歯を行ない、いろいろな問題を解決いたしましたが、抜歯された隙間もありません。歯がならんでいる土台も調和のとれたきれいなアーチになりました。
治療後の「お口」の状態

上の口の中  下の口の中

成人抜歯症例2

治療前
   
初診時の「お口」の状態治療前の写真です。前歯の「でこぼこ」を主訴に来院されました。犬歯が出ています。側切歯が中に入っていて前より見えないぐらいです。 上の「あご」の状態。「お口」の中より見た状態です。 「でこぼこ」があります。側切歯が全く中に入り込み犬歯を押し出しています。この方の場合、精密検査の結果、×印の歯を抜く方法が選択されました。

下の「あご」の様子。でこぼこ」があります。側切歯も中に入り込んでおります。「あご」がやはり狭いです。×印の歯を抜く方法が選択されました。

治療後
   
治療後の正面より見た状態です。犬歯、側切歯共にきれいにならびました。 治療後の「お口」の状態。出ていた八重歯も、中に入り込んでいた側切歯も改善され、きれいになりました。抜歯による空隙も全くありません。

治療後の下の口の状態。側切歯が中に入り込んでおりましたが改善されました。でこぼこもすっかりなくなり、きれいな歯列弓になりました。抜歯空隙も全くありません。

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